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イタリアでのジブリ映画

先日、ビックリしたことがあったので、忘れないうちに、書き留めようと思います。
*長くなりますので、興味がある方だけお読み下さい*

先日、3日間子どもたちと過ごすことになったとき、映画があった方がいいだろう、とジブリ映画を2本持って行きました。
「千と千尋の神隠し」と「となりのトトロ」。
結局、うちのパソコンはwindowsでそのお宅はアップルだったので、持って行った動画が見れなかったのですが、奇跡的に、You tubeで千と千尋のイタリア語吹き替えが見つかったので、それだけを観たんです。

後日、友達(=その子どもたちのメキシコ人のお母さん)に、
「子どもたちが、ジブリ映画に興味を持ったから イタリア語のタイトルを数作品教えてほしい」と言われ、
家でリストを作っていたんです。私は、もののけ姫を、妹にはちょっとキツイかもしれない(戦いのシーンがあるしね)と追記して、リストに入れようとして、これでいいか?夫にちらっと聞いてみたんです。

すると、

夫:もののけ姫は、消して。子どもには絶対にダメ!
私:は?_?(私は12歳の時に映画館で観ている)

夫:日本のアニメは、海外で人気とか言われることがあるけれど、同様に、イタリアでは教育上良くないという風な意見も昔から根強いんだよ。自分が子どものことろは、日本のアニメを観ることが、できなかったんだよ。例えば、今、人気のワンピースだって、教育上良くないシーンはカットされているんだよ。

夫:つまりこいいうこと。子どものアニメというのは、子どもらしいものでなくてはいけない。例えばディズニーとかね。
どうしてアニメなのに、暴力的なシーンがあったり、戦いのシーンがあったり しないといけないのか?イタリアの保護者はこう考えているんだよ。

腑に落ちなくて、インターネットで調べてみると、
もののけ姫って、アメリカ始め多くの国では、PG-13(13歳以下は観れない)指定だったそう、知らなかった。。
夫曰くもののけ姫は、戦いのシーンとか、血があるからだ、っていうんですけど…

日本人として、日本の観念の中で、今まで育ってきているから、かなり納得がいかないけど、考え方の違いなんでしょう。
逆に、日本がこういうの規制しなさすぎなの???

確かに、今まで不思議に思ってきたけど、ジブリ映画って、イタリアでは映画館で大々的に公開されることは絶対に無いんですね。細々と、○○映画館で限定○日間だけ公開、とか(苦笑)

そんなこと言ったら、蛍の墓はどうなるの?
私は、確か小学校の授業の一環で観た記憶があります。
衝撃は確かに受けたけど、戦争って、こういうものだったんだ、って蛍の墓で学んだこともありましたが。

私:でもイタリアなんて、シンプソンのような過激なシニカルな実にならないようなアニメは午後2時頃から、放送されているのに、もののけ姫とか蛍の墓のような、歴史的や社会性の訴えを含んでいるような映画はダメということなの…?よっぽど得るものがあるのではないの?

夫:だけどね、イタリアでは、はこういう考え方なんだよ。自分に子どもがいたら、見せても良いと思うかもしれないけど、多くのイタリア人はこう考えてるの!

…議論は平行線をたどるだけなので、受け入れました。
考え方の違いですしね。でもそんなの全然知らなかったです・・・

そもそも、ジブリ映画って、夫の周りでは、イタリア人の子どもには、あまり受けない??らしく。
お子さんがいる夫の同僚に、夫はジブリを良く薦めるらしいけど、その子どもたちは全然好きじゃないらしく。。
トトロも、ポニョも。。。(変なのが動いてしゃべって、怖~いって感じなのかしらww)

日本の子どもたちは、大好きなのに…?感性が違うのかしら??

日本人としてはとっても悲しいけれど、しかたないのかな。
イタリアの保護者のアニメへの考え方を、知っていることが大切ですね、知れて良かったです。


ということで、リストには、無難に、魔女の宅急便、崖の上のポニョ、となりのトトロ、この3作品だけ書きました。
気に入ってくれるといいのですが・・・

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by patata_lemondrop | 2016-06-28 04:35 | 世の中に物申す!